2歳児の入院について

2歳児の入院について
急な入院は慌てます…。

2歳になる娘が急に入院することになりました。ワクチンを接種した後発熱が続き、軽い副反応かと思い病院にも連れて行ったのですが、風邪薬を飲むも症状は良くならず、そうこうしているうちに扁桃腺のあたりがかなり強く腫れ熱も上がってきてしまいました。

口も少ししか開かなくなり、水を飲むのも辛そうだったので市立病院の耳鼻科を受診してそのまま入院となりました。一時はすぐ手術が必要な程の状態だったようです…もっと早く気が付くべきだったと反省しました。

その後抗生剤で治療し、快方へ向かいましたが24時間の付き添いが必要で両親もかなり疲弊しました。今後同様な事態がある可能性もあり備忘録として今回の経験を書いておきます。

必要なもの

子供に必要なもの

とりあえずいつもの生活で使っているものは一通り必要ですね。簡単にまとめると以下のような感じです。

  • 着替え(基本的に入院着がありますが、上着だけだったりします。また病棟は24時間完全空調ですが羽織るものが1枚は有ったほうが良いです。)
  • おむつ、おしりふき
  • おむつを捨てるビニール袋(病棟に捨てる場所はありますが、恐らくビニール袋に包んで捨てるようになっていると思います。また頻繁に捨てに行くのも手間なので、密封してまとめて捨てると良いです。)
  • 保湿剤(上記のように空調がしっかりしていますが、その分冬場はかなり乾燥します。)
  • おもちゃ(出歩けないので、時間を潰せるものを。)
  • タブレット等(病院のTVは基本有料です。しかも結構高い…。それよりはネットに繋がるタブレットで無料の動画を見せてあげたほうが良いでしょう。)
  • 食器(使い慣れたものを)、歯ブラシ、ストローボトル
  • いつも食べている離乳食、レトルト食品など(給食がありますが、メニューは選べないので好き嫌いがあると食べるものが無くなります。)
  • 医療用のテープ(点滴やモニター等は看護師さんがテープで固定してくれますが、じっとしていないのですぐ取れます。その度にナースコールで付け直してもらってもいいのですが…自分でも1つ有ると良いです。)

とにかく外に出れない状態だと1日が長いです。子供もかなり退屈してしまうので、荷物になってしまいますがおもちゃは沢山持って行ってあげたほうが良いと思います。Youtubeなどが観れるタブレットもかなり重宝しました。

大人に必要なもの

まず前提として大部屋での付き添いはかなり大変です。子供と大人二人分の荷物を収納するスペースもありませんし、ベッドも1台で添い寝になります。個室代は小児医療や高額医療助成の対象外で全額実費、それも1日8000円程度と高額になりますが精神的、肉体的疲労はかなり軽減されると思います。(設備の良い部屋だと1万円を超えますが…そこまでは必要ないです。)大人の寝るスペースが別で確保出来たり、音の出るおもちゃや動画を音付きで見せることもできます。4人部屋で小児病棟だと付き添い含めて最大8人が同じ部屋で寝ることに…周りがかなり気になります。

  • 調理せず食べられるもの(まずこれです!入院している本人は給食がありますが付き添いには基本的にありません。お湯は貰えると思いますのでそれ系のレトルトも。)
  • 簡易ベッドに敷くもの、毛布(個室にはソファーベッドなどが設置されている場合が多いですが寝るには硬いし冷たいです。空調は効いていても窓際は寒いので毛布なども。)
  • スリッパ(病院によってはかかとの無いスリッパが禁止の所もありますが、1日普通の靴は足が痛くなります。)
  • 洗面道具、入浴用品(病院での入浴は出来ないでしょうが、近くに温浴施設などあれば利用したほうが良いです。その為に家まで戻るのは大変なので。)
  • 保湿用品(子供と同じ理由です、乾燥するので。)
  • 印鑑、現金(1000円札)(書類関係に印鑑が必要なことが多いです。また院内の自販機などは1000円札しか使えないものが多いです。ATMがあったりもしますが。)
  • 点滴の輸液ポンプやモニターなどを覆うもの(これは1日目の夜に気が付いたのですが、機種によりますがLEDのランプが付いていて部屋全体が照らされるほど眩しいです。薄手のタオルぐらいでは防げないので、黒い厚めのタオルなどがあれば持参したほうが良いです。)
  • ゴミ箱(外にゴミを捨てる場所はあるのですが、病室内にゴミ箱はありませんでした…。1つあると便利です。かさばるので、荷物を運んで来たカゴなどを利用しましょう。)

その他入院中の経過など

今回は緊急での入院で事前に用意することもできず、かなり大変でした。また令和2年現在コロナウイルスの院内感染を防ぐために面会制限や付き添い人数の制限がある病院が殆どです。

まず面倒を見るのが大人一人だけでは本当にどうにもなりません。ご両親二人、もしくは他の親族の方など二人はいないと入浴や食事もままならなくなります。1歳未満の赤ちゃんなら動き回らず寝かせておけますし、5歳ぐらいになればある程度の聞き分けも出来ると思いますが、言葉もまだ出始めで嫌々期と重なる2~3歳ぐらいは一番大変なんじゃないかと思いました。

大体の病院は21時頃強制消灯、朝は6時頃に起床のスケジュールです。1日に何度も食事量の確認や点滴の交換などがあります。点滴については夜中でもやってくるので大体起こされます。何か治療について要望がある場合は看護師さんではなく診察の時にお医者さんに言いましょう。看護師さんは基本的にその方針に従った事しか出来ません。

食事は出来ているのにブドウ糖の点滴は入れっぱなしにされたり(診療点数の為?)パルスオキシメーターをつけられたり、動き回る子供には結構ストレスです。また点滴は夜中も入れっぱなしなのでおしっこの量もかなり増えて寝ている間にオムツの交換も必要になります。今回は診察時両方止めてほしいと言ったら止めてくれましたが、言わなかったらずっとそのままだったと思います。なんでも気になることは言ったほうが良いです、正直病院も慈善事業ではなく営利業なので。

特に助成で子供の医療費は無料になるので、薬なども無駄に出されることが多いと感じます。

今回は異変に気が付けなかった(正確には、おかしいと思う兆候はいくつかありましたがそれを病気に結び付けられませんでした。)自分の責任も大いにあると思います。子供は自分の体調の変化を正確に伝えられないので、親が良く見てあげるのが大切です、今回は大事になりませんでしたが今度は気を付けようと思います。

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